In to the wild
ショーン・ペン。
昔は酒のんで暴れた、とか、マドンナの元旦那とか、
俳優業とあんまり関係ないところで話題になってた人でしたが
天才でした。
だから、マドンナにも惚れられたんだな。
(いまだ愛した人はショーンだけ、というインタビューを
見かけた事がある)
彼が監督したこの映画は、かなりドキュメントタッチ。
去年トゥモローワールド(邦題)で、ドキュメントタッチ映画に
射抜かれた私ですが、このIn to the wildにも、持っていかれた。
(先に本があって「荒野へ」というタイトルで和訳もされてます)
物質的な現代社会に違和感を感じる主人公は、
親の望んだ大学を主席で卒業した後(インテリがやりがちな当てつけだぜ)
アラスカへ旅にでます。
(この事件の事を記事にしたライター(小説作者)も
若い頃にアラスカに乗り込んだらしい。
アメリカの若者は少なからず冒険といえばアラスカなのかも?)
IDとお金を捨て、車も途中で捨てる。デイバッグと身体一つ。
身軽。これ以上ないほどに。
世間と繋がってる名前も捨てて、自ら新しい名前をつける。
そして、今迄あった事の無い種類の人々と出会う。
若い。若いよ。
でも若い時にこんな事をリアルにやった人ってどれだけ居るんだ?
見てるこっち側には、そんな行ったり来たりの感情が湧くのだが、
多感な年頃の主人公は、実行しちゃってるわけだから。
もう、見てる(見守る?)しか無い訳で。
何かを見つけて欲しい。
それは自分にとっても必要な物なのじゃないか。
それともどこかに、忘れてきてしまった物なのか。
ラストシーンは、静かに衝撃的。
腑に落ちたい人は、メイキングとインタビューを最後に見てください。
映画見た人も、バックグラウンドを知るという意味では見ても良いかも。
鑑賞後感を大切にする、って意味では
メイキングって必要ない気もするんだが、絶対に見ちゃうんだよね。
その世界観にまだ浸っていたい、って事なんだろうけれど。
イントゥザワイルド。
見た後は、荒野へ。
世知辛い世間も、ある意味「荒野」ですんでねw
(久しぶりに、ひねた〆になっちまったわい)
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